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※フリオニール✕ライトニングの現パロです。お嫌いな方はご注意を!/R18/短いお話です。
・現パロで性欲が強すぎるフリライ
・(バイブとか)フリオはいろいろ試してみたいんじゃないでしょうか。
というアイデアはフォロワーさんからいただきました。
「じゃあ、いくぞ、ライト。」「ああ、構わない…」
たっぷりと与えられた愛撫で柔らかくとろけきったそこに、フリオニールはやたらとファンシーな色使いのバイブレーターをゆっくりと埋め込んだ。フリオニールの男根よりも固い質感にライトニングは眉をひそめたが、大きく息を吐き、それを最奥まで飲み込んだ。
それを確認すると、フリオニールは強弱のつまみをゆっくりとオンにした。強度は弱めにしておく。ヴヴヴヴヴ、と低い音が胎内から響いた途端、ライトニングは体をびくん、と跳ねさせた。
「あ…っ!これ……!」
どうやらすごく感じてるらしい。フリオニールはもうひとつの、ライトニングの陰核を覆うようにしたブラシのようなパーツのスイッチも入れてみる。
「あぁっ!あ!!」
ライトニングは頭を激しく左右に振って悶えてる。
「いい…っ、あっ、フリオ…来て……っ!」
誘われるままライトニングを引き寄せ、ふるりと揺れるまろやかな乳房の淡い突起を口にふくみ、舌で転がす。
「ふぅ…んっ!ああ!」
余計に感じるのか、びくびくと体を仰け反らせるライトニングを逞しい腕で閉じ込める。
「フリオ…!あ、…反対…も……」
「反対も?」
「…いじっ……て……」
請われるままに、反対側の乳首も指で挟み、軽くつねってみる。
「ああああっ!これっ!すご…っ…い、!あ、……イク……!」
なんとなく、バイブレーターだけで達してしまうのが面白くなくて、フリオニールはライトニングの尻に手を這わせ、その谷間にある窪みにつぷりと指を埋め込んだ。
「あぁっ!あ、あーーーーーーー!」
隣の部屋に絶対筒抜けだろう、という声を張り上げ、でライトニングは激しく達してしまう。フリオニールはスイッチとオフにしない。あっという間にやって来た絶頂に、ライトニングは瞳を潤ませてフリオニールを見上げる。
「あ、…ふり……お、……」
「ライト、早すぎるだろ?」
あっけなく達してしまったのがかわいらしくて、フリオニールはちゅっちゅと音を立ててライトニングの頬にキスをする。
「ん……もっと…ぉ…」
「うん。」
フリオニールはライトニングの耳にそう囁くと、スイッチを最強にする。
「〜〜〜〜〜っ!〜〜〜〜〜っ!」
もう声も出せないようで、ライトニングはフリオニールにしがみつき、筋肉が盛り上がるその腕に爪をたてた。フリオニールは指を差し入れた蕾で、指先を鉤型に曲げ、入り口辺りを刺激してやる。ライトニングは悲鳴を上げた。
「だ…っめ……ぇ…っ、!これ…に、うし…ろ…は、……ああああっ!」
「ライト、さっきからイキっぱなしだ……」
バイブレーターを飲み込んだそこははげしくひくつき、おしりの窄みも激しく収縮を繰り返している。フリオニールも興奮するのか、後ろをなぶりながら、バイブレーターを奥に押し付けるようにして軽く揺すってみる。
ライトニングは白いのどをさらし、首を大きく反らせ、悲鳴を上げて達した。
「も…ぅ、抜い…ってぇ……っ、あ、……ふぅ……んんんっ……あっ!」
フリオニールは耳を貸さない。後ろの小さな洞から、指をもう少し入れてやり、バイブレーターが刺激するライトニングがもっとも感じやすい領域を、反対側からも軽くこすってやる。
「ひぃ…んっ!抜い……てぇ…っ!抜いてーっ!」
「どっちを?」
「あ……あっ、どっち……も……だっ!」
「前も後ろも、ライトが離してくれなんだろう?」
「お、前は…!あ、やぁっ!ああっ!あああっ!」
意地悪にうそぶくフリオニールに、ライトニングは快楽でぐしゃぐしゃになった顔でにらみつける。そんな顔にそそられないはずがない。フリオニールは後ろからなぶっていたそこを、親指でぐり、と抉る。
「………〜っ!!!!」
ひときわ大きく体を跳ねさせ、汗を散らして何度も身体をのけぞらせながら、ライトニングは激しくのぼりつめ、フリオニールの身体の上に崩れ落ちた。
実際にライトニングと身体を繋げないことに若干のつまらなさを感じていたフリオニールだが、のぼりつめるライトニングは壮絶に艶かしく、そして愛らしかった。フリオニールはまだ絶頂の余韻に震えるライトニングをうつ伏せにし、その背中にのしかかった。弱めていた強度をまた強くし、ライトニングの声が枯れるまで、一晩中愉しませてやったのだった。
*************
さんざん楽しんだ翌朝はやはり寝坊をしてしまい、2人は慌ててタクシーを停め、それに転がり込んだ。
「まったく休み明けから…」
「いいじゃないか。2人で乗れば半額だ。」
「お前が張り切りすぎるからだろ?あんな物を持ってきて……」
「ライトもすごく楽しんでたじゃないか。」
フリオニールは臆面もなくそう言ってのける。むぅ、と恋人をにらみつけたライトニングだが、フリオニールの言葉にバッグの中に入れていた物のことを思い出し、それを取り出してフリオニールに渡す。それは、ライトニングがたまに服を買うショップのブランド名が入った上品な紺色の紙袋だった。
「??なんだ?」
下着でも忘れたのだろうか?と、フリオニールが開けて中を見て、そこには昨夜ライトニングに使いまくったバイブレーターが入っていた。
「???…どうしてこれが?」
「お前がヤキモチ妬くだろう?」
ライトニングはどこか得意そうだ。
「俺が?バイブに?」
運転手の肩がぴく、と震えたが2人は気付かない。
「お前と会えないときに、私がこれを使ったら嫌だろうと思ってな。」
それはそれでそそるのだけれども。
「私は、誰とでもいい、というわけではないからな!」
でも、バイブと比べられて、貞操の対象がバイブっていうのも。
そんな風に心の中でいちいち指摘していたフリオニールだが、ツンとした怜悧な美貌が、頬を紅潮させ、得意げに顎を逸らしているがかわいらしい。しかも、対象がアダルトグッズなのが今ひとつ情けないのだが、自分を慮ってというのがうれしいではないか。
2人が乗った年配のタクシーの運転手が、笑いをごまかすかのように、ぶほん、と不自然な咳をしたが、フリオニールは気にならなかった。ライトニングの心遣いと深い愛情に心を打たれたからだ。
「ライト、俺も一人では使わない。」
フリオニールがライトニングの瞳を真っ直ぐに見つめ、強くそう言い切ると、とうとう運転手が呆れたようにバックミラーごしに2人を見つめ、大きなため息を吐いた。だが、幸せな2人にはそんなことはどうでもよくて。
ライトニングは、うれしそうに笑うと、当然だ、とでも言わんばかりに頷いてみせた。
おわり。
【補足】
フリオニールがバイブレーターを使うのは、それを使って悶えてるライトニングさんをネタにオナニーをしない、という意味です。自分で自分に入れる(どこに)、という意味ではないです多分。たとえオナニーでも、ライトニングさん以外はおかずにしない!という決意です。純愛ですね。
それと、一度ブレイクスルーすると、なんでもアリになりますね。フリライはア◯ル攻め解禁になりました。あんまりディープなのは私が照れて困りますが。